健康診断で引っかかった方、病院で肝機能が高いと言われている方
肝機能が高いと言ういろんな理由があると思いますが、今回は毎年受けている健康診断で初めて肝機能が高いと言われたような、生活習慣でどうにかなる段階でのお話をしたいと思います。
軽い肝機能障害とは
肝機能障害は、血液検査の数値に現れます。
健康診断の結果でよく見る項目を、初心者向けにわかりやすく説明します。
① AST(GOT)
何を見る?
→ 肝臓の細胞が壊れていないか
基準値の目安:
- 約10〜40 U/L
高いと…
- 肝炎
- アルコールの影響
- 激しい運動後でも上がることあり
② ALT(GPT)【重要】
何を見る?
→ 肝臓のダメージの程度(最も肝臓に特化)
基準値:
- 約5〜45 U/L
高いと…
- 脂肪肝
- アルコール性肝障害
- ウイルス性肝炎
👉 ALTが高い=肝臓が疲れているサイン
③ γ-GTP(ガンマGTP)
何を見る?
→ アルコールや脂肪肝の影響
基準値:
- 男性:〜50 U/L
- 女性:〜30 U/L
高いと…
- 飲酒習慣の影響
- 脂肪肝
- 胆道トラブル
👉 お酒を減らすと下がりやすい数値。
④ ALP(アルカリフォスファターゼ)
何を見る?
→ 胆汁の流れ(胆道の異常)
高いと…
- 胆石
- 胆管の詰まり
- 肝臓の炎症
⑤ ビリルビン
何を見る?
→ 肝臓の処理能力
高いと…
- 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
- 肝機能低下
数値の組み合わせで分かること
🔹 ALTだけ高い
→ 脂肪肝の可能性が高い
🔹 γ-GTPだけ高い
→ 飲酒の影響が疑われる
🔹 AST・ALTともに高い
→ 肝炎や肝障害の可能性
🔹 ASTがALTより高い
→ アルコール性肝障害の疑い
どれくらい高いと要注意?
目安:
- 基準値の1〜2倍 → 生活改善で回復可能なことが多い
- 2〜3倍以上 → 医療機関で相談推奨
- 100以上 → 詳しい検査が必要なことが多い
健康診断でよくあるパターン
多くの人が指摘されるのは:
👉 脂肪肝によるALT上昇
👉 飲酒によるγ-GTP上昇
まとめ(最低限覚えるなら)
この3つをチェック:
✅ ALT(GPT) → 肝臓のダメージ
✅ AST(GOT) → 肝細胞の破壊
✅ γ-GTP → お酒・脂肪肝
ご自身に当てはまるものはあったでしょうか。
いずれにせよ、気になったら病院にかかることをお勧めします。一番危険なのは素人の自己判断です。早めの受診を心掛けましょう。
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